台形の面積の公式が復活
中教審が「ゆとり教育」見直し、との話だが、そもそも台形の面積なんて公式化するほどのものなんだろうか?
同じ大きさの台形をもう一つ逆さにして横にくっつければ平行四辺形になるわけで、そうすれば平行四辺形の面積(底辺×高さ)から自ずと布衍して考えられると思うのだが。実際当時そうやって納得した気がする。20年も前なのであやしいが。
いちいち(上底+下底)×高さ÷2なんて、そこでしか使わないような語彙を使ってまで公式として丸暗記させる必要があるのかどうか疑わしく思うのだが。「上底」「下底」なんて「デシリットル」と同じくらい使わんぞ。
大体これに限らず、「何でそうなるのか」という考える力の醸成をおろそかにして、「まず公式ありき」で頭に詰め込もうとする現行の算数の教え方自体に問題があると思うのである。円周率にしたって、桁数の問題じゃなくて「円の直径の長さと円周の長さの比は常に一定である」「それは無理数である」という原理をまずしっかりとらえさせ、そしてそれが数学的にどういう意味をなすのかという応用を徐々に教えていくべきなのであって、ほぼ3だろうが3.14だろうがどうせ後からは「π」で統一されちゃうんだからどうでもいいと思うのだが。ちなみに私は小学校の時教科書のコラムに円周率が30桁載ってたので暗記したが、だからって別に偉い訳じゃないでしょ。
同じ大きさの台形をもう一つ逆さにして横にくっつければ平行四辺形になるわけで、そうすれば平行四辺形の面積(底辺×高さ)から自ずと布衍して考えられると思うのだが。実際当時そうやって納得した気がする。20年も前なのであやしいが。
いちいち(上底+下底)×高さ÷2なんて、そこでしか使わないような語彙を使ってまで公式として丸暗記させる必要があるのかどうか疑わしく思うのだが。「上底」「下底」なんて「デシリットル」と同じくらい使わんぞ。
大体これに限らず、「何でそうなるのか」という考える力の醸成をおろそかにして、「まず公式ありき」で頭に詰め込もうとする現行の算数の教え方自体に問題があると思うのである。円周率にしたって、桁数の問題じゃなくて「円の直径の長さと円周の長さの比は常に一定である」「それは無理数である」という原理をまずしっかりとらえさせ、そしてそれが数学的にどういう意味をなすのかという応用を徐々に教えていくべきなのであって、ほぼ3だろうが3.14だろうがどうせ後からは「π」で統一されちゃうんだからどうでもいいと思うのだが。ちなみに私は小学校の時教科書のコラムに円周率が30桁載ってたので暗記したが、だからって別に偉い訳じゃないでしょ。
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