ワールドカップに興味が湧かない理由

普段職場でほとんど口をきくことのない私でも今日出勤したら二人の人から「サッカー見た?」と聞かれた。

オリンピックとかワールドカップとかがある度に同じような質問をされては「見てません」と答えて怪訝な顏をされるわけだが、實のところ全く何の興味も湧かないのでそれ以上なんとも答えようがない。

「あなたが鐵道に興味がないのと同じように私はスポーツに興味がありません」とでも答えればいいだろうか。ただ「日本人だろ?」とか言われたりするのでまた困るわけだが。別に選んで日本人になったわけじゃないし。

考えてみるに、例えばこれが「世界時刻表早引き大會」とかだったら多分興味は湧くと思う。そして多分日本人に親近感を覺えるだろうから日本代表を応援するだろう。
じゃあサッカーの日本代表選手には親近感を覺えないのかと言われれば、これはもう「覺えない」とはっきり言える。どだいサッカーというものに興味がないのだからそれをする人がナニ人であろうと別に興味は湧かないわけで。ゼロにいくら掛けてもゼロなのと同じで。

むしろ中1の秋以降スポーツというものと一切親しんでこなかった文化系人間にとってサッカー選手などという人種は距離感を覺えこそすれ親近感などは抱きようがない人たちであるわけで、その人たちが泣こうが笑おうが知ったこっちやない。つーか日本人のサッカー選手よりかだったら外國人の鐵道ファンに對しての方が親近感湧きます。國籍・民族が同じだから自動的に親近感が湧く、という發想は私は持ち合わせておりません。というのが「日本人だろ?」に對する私の答なのだが、こういうふうに正しく答を返せる場面には多分この先一生出會わないだろうな、と思いながら苦笑いでやり過ごす職場の人間關係。

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