電動アシスト自転車で東通村にそばを食べに行く

4月にむつ市に引っ越してこっち、食べ物と酒にばかりしか楽しみを見出せていないという生活習慣病まっしぐらな状態である。って別に引っ越す前とライフスタイルがさほど変わっているわけではなく、単に下北の食べ物がうまいというのが原因なのだが。

で、この度修理に出していた電動アシスト自転車(ヤマハPAS Brace)が戻ってきて、行動範囲が広がったので早速うまい店探しに出かけることにした。
一見自転車なので健康に良いように見えるが、その実電動自転車なのであんまり運動にはならないのが困ったところ。まぁ家でゲームやってるよりはましと言えるが。

ネットで店を探していると、隣の東通村が隠れた蕎麦どころであるという情報を入手。
むつ市内にはなぜかあまりそば屋が多くなく、私にとって一人で気兼ねなく入れる店というのはラーメン屋と牛丼屋とそば屋ぐらいだったので寂しい思いをしていたのだが、むつ市からあまり遠くない地域にそばどころがあるというのは有益な情報であった。

東通村と一口に言ってもかなり広いわけだが、今回目指す田屋という地域は村西部のむつ市寄りのところであり、距離にして7、8キロといったところ。普通の自転車ではちょっと行きたいとは思わない場所だが、電動アシスト自転車からすればなんでもない距離である。これまで最高片道25キロ行ったことがあるのでかなり余裕。
ちなみに25キロ行って一番先に痛くなるのは足ではなくお尻である。こればっかりは慣れるしかないようだが。

というわけでむつ市街から国道338号線を東に進む。新田名部川を越えて市境に近くなると景色がどんどん北海道の田舎っぽくなる。なかなか心地よい景色ではあるが、それにしても道路構造的には自転車にあまり優しくない感じである。歩道どころか路側帯もほとんど無い。右からは車に追い抜かれ左には蓋の無い側溝。
まぁ市街地から外れた道路はここに限らず大体こんな感じだけれども。道路管理者としても自転車で市町村をまたいで走る者がそうそういるとはあまり思わないだろうし。

で東通村に入りしばらく走って、結構目立つ看板に従って行くと目的の店に到着。

「そば処田や」 東通村田屋字林ノ上82
(googleマップだと国道から入っていく道路が表示されない。)

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店内は昼時で結構混んでおり、10台ほどの駐車スペースはほぼ満杯であった。店内は一人客用の割と広いテーブルもありいい感じ。水とそば茶がセルフサービス。テーブルにはそばかりんとうもあったりしてなかなかよい。

注文はぶっかけそば(¥850)。それほど待たずに出てきた。

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一口食べて「あ、うまい」と感じられる味。十割そばはやっぱりコシと風味が違う(と思う)。そばつゆの味も私好み。
7キロかけて食べに来た甲斐はあったと言えるお味でした。写真に入れるのを忘れたがそば湯も付いてきて最後まで楽しめた。
ざるそばが¥750と割と値段的にはやや高めの店ではあったが、まぁたまに来る分にはいいのではないかと。

そば屋はほかにもあるようなので、今度またここらへんに来てみようと思う。電動アシスト自転車のバッテリ的にもまだ余裕があったし。

それにしても、今こうしてキーボードを打ってる私の手の甲が真っ赤。どんだけ紫外線に弱いんだ私の肌は…。

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