コーヒー豆の渋皮（シルバースキン）を一個一個除去してみた

最近またコーヒー豆を買って自分で挽いて淹れて飲んでいる。
ちょっとよさげな電動ミルを買ったので、挽き加減とかも思いのままにできてなかなか良い。

ところが、自分で豆を挽くと、コーヒー豆に残る渋皮（シルバースキン）も一緒に混じってしまうのが気になっていた。
最近利用したネット通販の店では、挽いた豆を買うとシルバースキンを除去してくれるとのことだが、自分としては挽き立ての豆で淹れたコーヒーを飲みたいのでその選択肢は無い。

Webで調べると、「シルバースキンはコーヒーの味に悪影響を及ぼす」という意見と、「シルバースキンも含めてコーヒーの味の一部だ」という意見と賛否両論あり、どうもよくわからない。

なので、百聞は一飲に如かず！ということで、一度自分でシルバースキンを除去して淹れて飲んでみることにした。

とりあえず、シルバースキン除去後の豆の写真がこちら。

…一個一個手で割って除去したら１時間以上かかりましたｗ

ちなみに豆の種類はニカラグア・ラコパ・カサブランカってやつ。ネットの店のお試しセットに入ってたのだが、旨味があってなかなかよい。

それにしても、思った以上にシルバースキンって多く含まれていると感じた。重量としては豆１８ｇに対して１ｇにも満たないけど。

で、早速いつもどおり電動ミルで中挽きにし、HARIOのペーパーレスドリッパーで淹れて飲んでみる。

果たしてシルバースキン除去後の味の違いは…？！

…、

あれ？　なんか思ってたのと違う…。

前と同じようにシルバースキン込みで淹れたのと比較して飲んでみたのだけど、もっとなんかこう、雑味の無いクリアな味になるのかと思ったら、そうではなくてなんか全然別の種類の味になったような。

率直に言うと、除去前の方がおいしく感じたのであった。
そんな！　指が痛くなる程豆割ったのに！ｗ

まぁ実際のところ、今まで散々シルバースキン有りのコーヒーを飲み続けたので、自分の舌がその味に慣れてしまったのだと思われる。
シルバースキンの味を「コーヒーの味を邪魔する雑味」ととるか、「コーヒーの味わいをより深くするもの」ととるか、というところだろうか。
…って、結局ネット上の意見と大差ねぇし。ここまでやった意味無し。

あとまぁ、コーヒーの味って豆の鮮度や淹れ方に大きく左右されると思うので、シルバースキンの有無だけで決まるものでもないだろう。

ということで、今日の結論。
シルバースキンを除去すべきかについては、人それぞれ。好き好き！


大切な休日の数時間を徒に費やしてしまった。二度とやんねぇｗ

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